現在、2019.8/10〜2019.9/30まで
7payがなくなったことで、ポイント2倍キャンペーン、税抜100円で1Pつくようになっています。
セブンイレブンは、自社のスマホ決済を新しく開発するのではなく、PayPayやメルペイなどの既存の決済方法との連携を深めていくことにしたそうです。
この記事では、
- 自社のスマホ決済を諦めた理由
なんかを書いていきます。
※個人の見解です。
目次
セブンイレブンがスマホ決済を諦めて、nanacoに戻る2つの理由
1.もともとスマホ決済に重きを置いていない
7payを始めてから、数週間で「PayPay・LINE Pay・メルペイ」の三社合同キャンペーンが開始されました。
7payを普及させたかったのなら、そんなにすぐにキャンペーンを実施しないと思います。
では、どこに重きを置いているのか。
割引や無料クーポンが配信される「セブンイレブンアプリ」です。
セブンイレブンアプリは、どんな支払い方法でも、購入履歴をためるだけで、商品のジャンルごとの購入数に応じたクーポンが配信されます。
つまり、出来るだけ、セブンイレブンに足を運ばせるのが目的です。
現在、もともと使用していた方は、強制的にログアウトされ、パスワードの再設定をしなければならないので、アプリの恩恵があるかは、定かではありませんが。
ついでに言うと、セブンイレブンアプリとnanacoを紐付けしていると、会計の時、nanacoだけの提示でも、購入履歴はたまります。※クーポンを使用する時は、アプリの提示は必須です。
2.信頼性が高いnanacoは、一番ハードルが低いキャッシュレス
7payと違い、今まで、特に不具合や不祥事がなく信頼性が高いnanaco。
nanacoは、一番ハードルが低いキャッシュレスであり、
- 作るのに審査がない
- その場ですぐに使える
- クレジットのように使いすぎにくい
という利点があります。
ポイント還元率を戻さないのか、気になるところですが。
「もうスマホ決済の波には、相当出遅れたし、自社の普及しているキャッシュレスの決済方法があるのに、わざわざ、開発しなくていいかー」って感じですかね。
開発費だって、バカにならないでしょう。
なぜ、そんなにキャッシュレスが重要かというと、10月からの消費税法改正と関係があります。
消費税法改正
10月からの消費税法では、下記のようになります。
- イートイン 10% (外食とみなす)
- 持ち帰り 8% (食料とみなす)
コンビニは、中小小売店とみなされ、キャッシュレスで支払うと、支払い時に、2%引かれます。
消費増税の還元分、その場で差し引きます コンビニ3社|朝日新聞
課税の計算方法の変更は、下記にて。
nanaco支払いで、nanacoポイントは、税抜200円で1P
持ち帰りで、消費税8%で考えてみます。
税込216円の買い物をすると、支払いは212円。
ポイント還元があるので、実質210円。
ただ現金で買うよりは、お得でしょう。