Caribbean Groove2019 通称 カリグル
言わば、高野洸くんの卒業公演であり、演者さんもファンも、いつもより特別に思い、素晴らしい公演だったと思います。
しかし、円盤を見て、こんなに落胆することになるとは。
目次
Caribbean Groove2019 現地と配信の内容
今回、最終日の2公演のみ、ニコ生で期間限定の有料配信がされました。
そのため、現地に行けなかった私は、ニコ生で何回・何十回と拝見しました。
仕事が休みの時は、それこそ一日中見ていました。
それくらい、今回の公演は素晴らしかったのです……
配信では、画質が劣るのはもちろん、途中で修正してくれましたが、声と音のバランスが悪かったり、映像の切替が上手くいかなかったり、マイナス面も見受けられました。
しかし、この5人で舞台に立つのは最後なのだと、特に千秋楽は、演者さんの気合・臨場感・熱量が、段違いで、大好きな公演です。
メインの5人だけではありません。
去年は、映像の場面もありましたが、アンサンブルの方達のおかげで、回想シーンや国の悲惨な状況の重さ、内容に厚みが出たと思います。
舞台演出も、そこに海賊船なんてないはずなのに、海賊船が見えるのです。
かと思えば、爽やかな風が吹く、緑の丘に見えたり。
結末なんてわかっているのに、何回、何十回見ても、その全てが好きで、号泣しっぱなしでした。
Caribbean Groove2019|カリグル ニコ生配信観劇レポ
円盤の内容
そんな大好きな公演の円盤なのです。
手元に来るのが、楽しみで仕方ありませんでした。
見始めた時、これが千秋楽だと、分かりませんでした。
あんなに何十回も見て、目に耳に焼き付けたのに……
あまりにも、音声が違い過ぎたのです。
映像を見ていると、目に焼き付けたアングルがたびたび出てきて、
「ああ、これは音声の編集のせいなのだ」と落胆しました。
機械のように、ケロケロとした声。
そのせいで、歌詞が聞き取れないところすらある。
そんな歌い方なんてしていないのに、勝手に外された歌い方。
加工のしすぎで、口パクに見える違和感。
画質が良く、演者さんの細かい表情や、演出も見やすくなりました。
なのに、加工のしすぎで、配信ですら感じた臨場感や熱量の欠けらも感じられません。
今度は、感動ではなく、まさか、悔しさで泣かされるとは思いもしませんでした。
受注生産でもいい、クラウドファウンディングでもいい、配信のデータでもいい、ディスクじゃなくてデータだけでもいい。
お願いだから、あの時の感動を記録として、いつでも見れるように、手元に残させてください……
少なくとも私は、CDのように完璧な音程の歌声を、聞きたい訳ではないのです。
確かに、音程があっているに越したことはありません。
しかし、本当に見たいのは、舞台ならではの感情が乗った台詞・歌声。
それを消し去るまでに加工された物など、到底、納得できる訳がありません。
なぜ、この編集でOKを出したのか、疑問です。
悲しい…
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